Japanese
English
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成形性陰茎硬結症の5例
FIVE CASES OF INDURATIO PENIS PLASTICA
浜田 薫
1
Kaoru HAMADA
1
1鹿児島大学医学部皮膚泌尿器科教室
1Department of Dermatology and Urology, Faculty of Medicine, Kagoshima University
pp.205-208
発行日 1961年3月1日
Published Date 1961/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203007
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I.緒言
成形性陰茎硬結症は比較的稀な疾患で,その成因については全く不明な疾患である。本症は陰茎背面に於て陰茎海綿体白膜,或は中隔に発生する無痛性の慢性硬結で臨床上並びに組織学的に炎症症状を欠く難治性の疾患で,硬結は局所の皮膚とは癒着していない。我々は昭和26年度から昭和34年12月までに5例の本症を経験したので,その症例を報告する。このうち第1例は教室の内宮が昭和31年5月の第13回鹿児島地方会で報告した。
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