Japanese
English
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陰茎成形性硬結症の5例
FIVE CASES OF PLASTIC INDURATION OF THE PENIS
入沢 俊氏
1
,
白井 将文
1
,
加賀山 学
1
,
松下 鈆三郎
1
Shunshi IRISAWA
1
,
Masafumi SHIRAI
1
,
Manabu KAGAYAMA
1
,
Shozaburo MATSUSHITA
1
1東北大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Tohoku University School of Medicine
pp.673-676
発行日 1965年7月1日
Published Date 1965/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204122
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I.緒 言
陰茎成形性硬結症は陰茎幹部に結節状或いは板状の硬結を生じ,勃起時に陰茎の変形,疼痛を来たして性交障害を招くことが多いとされている。本症は比較的稀な疾患とされているが,欧米においてはかなりの報告がなされている。しかしながら本邦にては大正7年坂口1)の報告以来現在迄112例の報告をみるに過ぎない。私達は昭和34年4月より39年3月迄の5年間に本症の5例を経験したので文献的考察を加えてここに報告する。
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