Japanese
English
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高度の血尿を伴える膀胱筋腫の1例
A CASE OF BLADDER MYOMA WITH STRONG HEMATURIA
水本 龍助
1
,
佐藤 和三
1
Ryusuke MIZUMOTO
1
,
Wazo SATO
1
1日本大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, Nihon University, School of medicine
pp.251-253
発行日 1959年3月1日
Published Date 1959/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202502
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膀胱に於ける良性の中胚葉性腫瘍は,上皮性腫瘍に比して,稀れである。然し膀胱筋腫は,外国文献では比較的屡々報告されているが,本邦では高橋・土屋両氏が7例(1935年),斎藤・関村両氏が12例(1941年),その後小林氏,内保氏,益田氏,星島氏,伊藤・真井両氏,原田氏,志田・藤田両氏等の報告がある程度で,尚比較的稀有なる疾患の域を出ない。最近我々は,高度の膀胱出血により生命の危険にさらされた膀胱筋腫の1例を経験したので報告する。
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