Japanese
English
--------------------
抗真菌剤バリオチンキに就いて
ON THE VARIOTINK
大森 周三郎
1
,
沓掛 純一
1
,
菅井 昂夫
1
,
江川 二郎
1
Shuzaburo OMORI
1
,
Junichi KUTUKAKE
1
,
Takao SUGAI
1
,
Jiro EGAWA
1
1横浜警友病院皮泌科
1Department of Dermatology, Yokohama Keiyu Hospital
pp.72-74
発行日 1959年1月1日
Published Date 1959/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202466
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
緒言
最近種々な抗糸状菌性の化学剤,抗生物質製剤が見出され,可成りの成績を収めて居るが糜爛性病巣に直接塗布して有効なものは数少ない。従つて我々皮膚科医はかかる場合には予め軟膏療法を行つたり,他の併用療法によつて治療をして居り未だ満足すべき白癬治療剤の見当らないのが現状である。
特に汗疱状白癬は一進一退再発を繰り返するものもあり各種製剤に抗し数拾年に亘るものもある。
Copyright © 1959, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.