Japanese
English
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ウエーバー・クリスチヤン病2カ年の経過観察
OBSERVATION OF WEBER-CHRISTIAN DISEASE FOR TWO YEARS
平井 敏之
1
,
本多 竜雄
1
Toshiyuki HIRAI
1
,
Tatsuo HONDA
1
1東邦大学皮膚科教室
1Department of Dermato-Urology, the School of Medicine, Toho Univ.
pp.977-980
発行日 1958年9月1日
Published Date 1958/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202357
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緒言
欧米に於いて100余例の報告をみるWeber-Ch-ristian病は本邦に於いては,昭和26年横山・籏野により始めて報告され,以後今日まで10余例の報告をみるに至つているが,その原因及び治療に関しては,確定的なものを見出せず,今尚草創の期を出でない稀な疾患とされている。従つてその診断に当つても慎重を要するところであるが,私共は臨床的並びに組織学的に本疾患と考えられる症例を経験したので,その大要を報告したい。
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