発行日 1953年6月15日
Published Date 1953/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907314
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米國教育界の一指導者であるプローウェル女史は彼女の「人類への再献呈」と題する論文の中で次のように云つております。「神よ願わくば看護婦が慈悲心を失うことのないように守り給え。何故ならこのような心の状態ではその修得した知識も無に歸してしまうからです。…又すべての看護婦に霊的要求を感じる能力と,看護婦として選ばれた時,神より託された信頼に應えるため,看護事業の發展を目指して各々がその役割を果す能力とを與え給え」と。ナーセス・クリスチャン・フエロシップ(以下NC.F.と略す)は卒業看護婦と看護學生とから成る會であります。超教派的な組織で主イエス・キリストを自己の救主と信じ,主の證となり,神の國の爲に奉仕することを言明した看護婦(助,保を含む)と,キリスト教をよく知りたい希望を持つすべての看護婦の爲につくられたものであります。この會の目的は次のような事柄を通して看護婦がクリスチャンの生活を營むように奨勵することであります。
1)各人が静思の一時を持つこと
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