Japanese
English
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放射性P32による血管腫の治療成績
EFFECT OF P32 ON ANGIOMA
雨宮 政之輔
1
,
深町 弘光
1
Masanosuke AMEMIYA
1
,
Hiromitsu FUKAMACHI
1
1長崎大学皮泌科教室
1Department of Dermatology and Urology, Nagasaki University School of Medicine
pp.967-972
発行日 1958年9月1日
Published Date 1958/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202355
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放射性同位元素は現今あらゆる分野において最も華やかなスターの坐を占めるものゝ一つであるが,就中,放射性燐P32は純粋なβ線の放射を以て,医学の方面にも広く応用され,殊に皮膚科領域においては種々の表在性皮膚疾患の治療に対し,既に各方面において広く考究実施されており,その成果に関する報告もすくなくない。
われわれの教室でも,過去約2年間に,相当数の症例を治療し,みるべき成果も挙げ得たので,ここにその成績をふりかえつてみつゝ,この間(1956年1月より1958年1月迄の間)に治療した血管腫症例についてP32とラジウムの治効を比較してみた。
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