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ナイトロミンの疣贅特に青年性扁平疣贅に対する治験成績
谷村 忠保
1
,
橋本 誠一
1
1大阪大学医学部皮膚科泌尿器科教室
pp.949-950
発行日 1955年11月1日
Published Date 1955/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201531
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はしがき
青年性扁平疣贅の治療は一般にさまで難事ではない。現今最も普通に行われているのは亜砒酸剤の内服,注射,アンチモン,蒼鉛剤の注射,その他レ線照射などである。これ等の療法によつて概ねよい成績を得ているが中には中々治癒し難いこともある。我々はかかる場合少量のナイトロミン注射を施し,予期以上の良結果を得たので,次にその成績の大要を報告しようと思う。
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