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Lauryl Triphenyl phosphonium Bromidによる白癬性皮膚疾患の治療
岡本 昭二
1
1國立東京第一病院皮膚科
pp.184-186
発行日 1954年3月1日
Published Date 1954/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201176
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戰後,細菌に對する抗生物質の進歩と共に,糸状菌に對する治療藥について,多くの關心が佛われ,多種の抗糸状菌藥の誕生を見ているが,未だ決定的な結果を見るに至つていない。
最近ドイツの糸状菌學者Kimmig及びTerchelによつて逆性石鹸の類系に屬する新化合物LaurylTriphenyl phosphonium Bromidが發見された。
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