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汎發性ペニシリン肉芽腫について
伊藤 嘉夫
1
,
吉峯 秀隆
1
1廣島赤十字病院皮膚泌尿器科
pp.359-360
発行日 1953年6月1日
Published Date 1953/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200986
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I.緒言
ペニシリン過敏症に於ける重症な反應特に死の轉帰をとる様な事は極めて稀有の事であるが1952年Douglas Waughが始めて報告している。余等も最近Waughの症例同様の例に相遇し死體解剖の結果汎發性内臓肉芽腫症とも言う可き所見であり,ペニシリン肉芽腫に一致するので報告する。
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