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萎縮膀胱た對する膀胱小膓吻合術の1例—ことに本手術の効果について
松井 達明
1
,
星子 士德
1
1慈大大井外科教室
pp.182-185
発行日 1952年4月1日
Published Date 1952/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200708
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萎縮膀胱に對する膀胱容量増大法として膀胱と腸管,殊に小腸とを吻合する手術は腸管を以て膀胱の缺損を補うFoggi及びTizzoni(1888)の實驗以來,Rosenberg(1893),Rutkowski(1899)が之を追試し,今世紀に至り,Kausch(1907),Scheele(1922),Rubritius(1929),Jurasz(1932),Sebening(1933)等によつて臨床的ならびに實驗的に行われてきた。著者等は膀胱結核に續發した高度の萎縮膀胱,に對して,膀胱小腸吻合術を行い,いささか知見をえためで報告する。
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