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興味ある尿管瘤の2例
向山 敏幸
1
1新潟大學醫學部泌尿器科教室
pp.178-181
発行日 1952年4月1日
Published Date 1952/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200707
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尿管瘤はPathchによれば1835年Lechlerが屍體に於て發見したのが最初であつてその後1898年Englischが自己の1例と15の文献例を基礎として詳細なる叙述を爲して居る。
更に泌尿器科學の進歩と共にその症例數も次第に増加して,1936年米國に於てはRhodesが文献例153例を,亦一方ドイツにあつては1920年Bl-umがその100例を,更に1932年Goldbergはその300例以上を集めて報告して居り,今日に於ては左程稀の疾患ではないのである。
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