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尿性器結核に對するNeo-Minophagen A.T.の治驗
稻田 務
1
,
仁平 寬巳
1
,
小川 益弘
1
,
森脇 三郎
1
,
森 學隆
1
1京都大學醫學部泌尿器科
pp.538-541
発行日 1951年11月1日
Published Date 1951/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200622
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Lysineを主とする鹽基性アミノ酸なるNeo-Minophagen A.T.(以下N.M.A.T.と略記する)が各種結核症に對して有效なる事に就ては既に多數の研究報告がある。
泌尿器科領域に於ても岩下,富川,並木,谷村各教授は患腎摘出後の膀胱結核,副睾丸結核,手術後瘻孔等に對して效果ある事を報告せられた。余等も例數は多くはないが種々の泌尿生殖器結核症例に本剤を使用したので茲に大略の成績を報告する。
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