特集 進化するカテーテルインターベンション—適応の広がりとデバイスの革新
Ⅲ章 構造的心疾患(SHD)に対するインターベンション
経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA)
髙見澤 格
1
1榊原記念病院循環器内科
pp.432-439
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200610
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Point
・薬物治療下でも心不全症状があり,左室内圧較差が50 mmHg以上残存する場合は,中隔縮小術(SRT)の適応となる.
・PTSMAは肥大した中隔心筋をエタノールにより凝固壊死させ,左室内圧較差を改善する.
・外科的中隔心筋切除術(SM)と同等の予後改善効果が期待できる.
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