特集 不整脈治療の最新デバイステクノロジーとリードマネジメント
Ⅱ.除細動治療
植込み型除細動器(ICD)
中井 俊子
1
1日本大学医学部内科学系先端不整脈治療学分野
pp.438-444
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200390
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Point
・植込み型除細動器は,心臓突然死を防止できる唯一かつ最も有効な手段である.
・日本においては,一次予防としてのICD植込みは少なく,突然死予防の観点から重要な課題となっている.
・ショック作動は患者のQOL低下を招くだけでなく,生命予後にも関与する.抗頻拍ペーシングを積極的に設定し,ショック作動を少なく,特に不適切作動は限りなくゼロにする管理を心掛けたい.
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