特集 呼吸器診断マスター—病歴,身体所見,画像所見でここを見る!
Ⅲ.解剖と病理
臨床医が知っておくべき肺構造の基本—病理医の立場から
岡 輝明
1
1(公財)結核予防会複十字病院病理診断部
pp.603-609
発行日 2022年11月1日
Published Date 2022/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200603
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Point
・肺という臓器の隅々まで行き渡っているのは肺胞管(肺胞道).
・肺胞は肺胞管(肺胞道)に付属していて,肺胞管(肺胞道)から外方に突出する薄壁の多面体.
・肺小葉には,Millerの(二次)小葉とReidの小葉があり,前者は小葉間隔壁などで囲まれた領域でCTで小葉と呼んでいる構造単位.
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