特集 失敗できない若手のための 呼吸器診療実践ガイド
Ⅲ.各論
肺の悪性腫瘍を考えるポイントと診断の進め方
津端 由佳里
1
,
礒部 威
1
1島根大学医学部内科学講座呼吸器・臨床腫瘍学
pp.604-611
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200408
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Point
・高危険群の把握と多彩な自覚症状からの疾患の想起.
・肺癌を疑う画像所見の理解と経過観察の重要性.
・正確な分子診断は,分子標的治療薬という優れた治療を患者に届けるため必須である.コンパニオン診断薬の概念を理解し,使い分けることが重要である.
・分子診断の対象患者は,外科的切除標本などで腺癌成分がないことが確認された患者以外の,すべての非小細胞肺癌患者である.
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