特集 進行期肺癌治癒への道—がんゲノム医療と免疫プレシジョン医療の接点
Ⅲ.免疫チェックポイント阻害薬の進化:複合免疫療法
PD-1阻害薬単剤治療効果とその特徴
有安 亮
1
,
西尾 誠人
1
1がん研有明病院呼吸器内科
pp.402-408
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200378
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Point
・PD-1阻害薬は,進行期の非小細胞肺がん(NSCLC)患者において長期奏効が得られ,標準治療となった.
・PD-1阻害薬は,二次治療から一次治療,化学療法との併用療法と適応が広がってきている.
・適切な患者選択を行うためのバイオマーカーなどに関しては,さらなる研究開発が望まれる.
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