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特集 複合免疫療法とは何か? 腎細胞癌の最新治療から学ぶ
〈腎細胞癌における複合免疫療法〉
PD-1阻害薬+CTLA-4阻害薬
Combination therapy of PD-1 inhibitor and CTLA-4 inhibitor for renal cell carcinoma
五十嵐 大樹
1
,
加藤 廉平
1
,
小原 航
1
Daiki Ikarashi
1
,
Renpei Kato
1
,
Wataru Obara
1
1岩手医科大学泌尿器科学講座
キーワード:
転移性腎細胞癌
,
ニボルマブ+イピリムマブ
,
複合免疫療法
Keyword:
転移性腎細胞癌
,
ニボルマブ+イピリムマブ
,
複合免疫療法
pp.102-108
発行日 2021年2月20日
Published Date 2021/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207116
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▶ポイント
・ニボルマブ+イピリムマブ併用療法は転移性腎細胞癌に対する一次治療として,IMDC分類の中間および高リスク症例に適応がある.
・CheckMate214試験の長期観察データにおいて,スニチニブと比較して全生存期間(OS)の延長効果を持続して認めている.
・複合免疫療法の薬剤選択には,宿主側の免疫状態と腫瘍側の生物学的特徴を明らかにする必要がある.
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