特集 喘息・COPD—病態の多様性の捉えかたと最適な治療選択
Ⅳ.症例から考える病態の多様性と薬剤選択
症例から考える重症喘息に対する生物学的製剤の使い分け
田中 明彦
1
1昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門
pp.316-321
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200254
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Point
・現在,本邦で使用可能な生物学的製剤には,オマリズマブ,メポリズマブ,ベンラリズマブの3剤がある.
・オマリズマブ,メポリズマブ,ベンラリズマブの使い分けに明確な基準はなく,バイオマーカーをはじめ各種薬剤に特異性の高い有効性予測因子の探求が急務である.
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