特集 非侵襲的呼吸管理の実践講座—酸素療法からハイフロー,NIVまで症例で学ぶ
Ⅲ.急性Ⅱ型呼吸不全
COPD増悪—急性期NIVが成功しない状態とは?
西村 直樹
1
1聖路加国際病院呼吸器センター呼吸器内科
pp.58-64
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200216
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Point
・COPD増悪による急性Ⅱ型呼吸不全に対する呼吸管理ではNIVが強いエビデンスレベルで推奨される.
・急性期NIVが成功しない状態として,pH 7.25未満,患者の協力が得られない場合,気道のクリアランス不良,頻・浅呼吸によるNIVへの非同期,などが臨床上問題になる.
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