特集 肺癌—最新の治療戦略と失敗しないための秘訣
Ⅲ.進行・再発肺癌の最新治療
driver mutationがない非小細胞肺癌の1次治療
横内 浩
1
,
大泉 聡史
1
1独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター呼吸器内科
pp.592-601
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200082
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Point
・EGFR,ALK,ROS1遺伝子異常陰性あるいは不明の進行・再発非扁平上皮非小細胞肺癌,もしくは扁平上皮癌,かつPS 0〜1の患者に対してはPD-L1 TPS 50%以上の場合ペムブロリズマブが推奨される.
・上記条件のうちPD-L1 TPS 50%未満かつ75歳未満の場合はプラチナ併用化学療法が標準治療である.
・組織型,PS,年齢,合併症に応じた適切な治療選択が重要である.
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