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編集後記
前原 健寿
pp.810
発行日 2016年9月10日
Published Date 2016/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436203382
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昨年の12月から,『脳神経外科』誌に編集委員として参加しています.学生時代から研修医,そして特に専門医試験前の貴重な教材として活用していた本誌の編集後記を執筆する機会が巡ってきたことを感慨深く感じています.
本号の扉では,川俣教授が「脳神経外科医のコンディショニング」として,脳神経外科医のQOLを高め,よりよい健康状態・精神状態で診療・研究・教育に向かうことの重要性,そのための「医者の養生」,コンディショニングの必要性を力説しています.脳神経外科医を続けることは,生涯にわたり勉強を続けることであり,そのためにはよりよい健康状態・精神状態を維持することが必要です.しかし,若い時の体力がいつまでも続くわけではありません.年齢,環境に応じたコンディショニングを整えていくことは,脳神経外科医としての人生を続けるための基本です.
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