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診断セミナー
"Locked-in"症候群
Locked-in Syndrome
萬年 徹
1
Toru MANAEN
1
1東京大学神経内科
1Department of Neurology, Faculty of Medicine, University of Tokyo
キーワード：
Locked-in syndrome
,
Akinetic mutism
,
Barsilar artely occulusson
Keyword:
Locked-in syndrome
,
Akinetic mutism
,
Barsilar artely occulusson
pp.121-124
発行日 1977年2月10日
Published Date 1977/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436200574
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"Locked-in"症候群とは
この症候群はPlum ＆ Posner（1966）1）により提唱されたもので，最初の記載によるとその定義は以下のごとく要約される．
自分自身のこと，周囲の境環について十分承知しているにもかかわらず四肢麻痺，下位脳神経麻痺のために身振りあるいは発語が不可能となり，意志疎通の手段として，垂直方向の眼球運動か，まばたきが残されているだけの状態を指すものである（意識は障害されていない場合もあるし，障害されている場合もある）．
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