包括医療の問題点
3.DPCの現状と今後の課題
神服 尚之
1
Naoyuki HATTORI
1
1日本大学医学部脳神経外科
1Department of Neurological Surgery,Nihon University School of Medicine
pp.308-315
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436100436
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「包括医療の問題点」の連載2回目は,DPCの骨幹である「診断群分類の妥当性」について評価を行った.診断群分類の問題点については,平成15年のDPC導入初期に比べ,日本脳神経外科学会保険委員会が中心となり厚生労働省と協議を重ねた結果,着実に改善されてきている.連載3回目は,診断群分類以外のDPC制度の問題点,DPC導入に伴う保険診療の変化,今後一般病院への普及が予想される同制度への対策などについて論じていきたい.
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