Japanese
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特集 第15回脳のシンポジウム
脳研究のあり方
研究推進についての私見
What should be done on brain research in Japan: Personal view
内薗 耕二
1
Koji Uchizono
1
1生理学研究所
1National Institute for Physiological Sciences
pp.1140-1142
発行日 1980年12月10日
Published Date 1980/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431905234
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はじめに
脳研究に王道はない。いかなる分野の研究においてもそうであるように,脳研究にパターン化された研究法はない。一見,多くの研究者がなんらかのパターンに従って研究しているように見えるけれども,その研究パターンが王道であるとは誰も思っていない。
脳研究の歴史が示すように,脳研究の進歩は多くの場合偶然に支配されているように見える。
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