Japanese
English
特集 第5回神経化学懇話会
一般演題
14.カテコールの痙攣作用
Convulsive action of catechol
松本 淳治
1
,
西 博通
1
Junji Matsumoto
1
1大阪大学医学部高次研
1Inst. of Higher Nervous Activity, Osaka univ. Medical School
pp.874-879
発行日 1963年8月25日
Published Date 1963/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904080
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
松本ら4〜8)はフェノール誘導体が主として皮質下に作用し特異な痙攣(強縮様間代性痙攣)をひきおこすことを見出し,さらに痙攣発現の鍵がフェノール基にあることを明らかにした。
カテコールはこれらのフェノール誘導体の中でもつとも強い痙攣作用を有しており,構造が簡単である外に,生理学的,薬理学的に重要なカテコールアミンの構造式において共通した主要部分であることは注目に値する。
Copyright © 1963, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.