Japanese
English
ニューロン説の生い立ち
ふたたびS.R.y Cajalの原典より/神経細胞の一般的結合について
Conexión general de los elementos nerviosos "La Medicina Practica"
萬年 甫
pp.681-686
発行日 1963年6月25日
Published Date 1963/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904045
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まえがき
本稿はさきにお約束した「Conexión general de loselementos nerviosos」の全訳である。わずか9頁,図をもともなわない短いものであるが,これが今日のニューロン説の礎石となつたものとみなしてよいと思う。大きな興味と緊張を感じながら訳出した次第である。
本来ならば「ニューロン説の生い立ち」(神経研究の進歩,6巻4号)の冒頭にすえられるべきものであつたが,順序が逆になつた。これはさきにも記したごとくテキストが日本になかつたためである。しかし,フランスのLaporte教授,スペインのGallego教授の御好意によつてようやく入手することができ,ここに御紹介できることは訳者の大きなよろこびであり,あらためて両教授に感謝の意を表したい。
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