脳の生理に関するシンポジウム 化学的現象を中心に
討論Ⅰ
江副 勉
pp.139-140
発行日 1957年4月1日
Published Date 1957/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901580
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内山 アンモニヤが減る時と,ふえる時がありましたね。
塚田 意味づけはむつかしいが,同じ刺激で興奮と制止という二つの異つたプロセスが同時に発生するものと考える。5秒間の刺戟でアンモニヤがふえるのは興奮と考え,それ以上の持続でアンモニヤがふえないのは制止と考えたい。この二つのプロセスは同時に発生すると考えることが出来るのではないかと思う。
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