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特集 第36回脳のシンポジウム
挨拶
Chairman's address
高倉 公朋
1,2
Kintomo TAKAKURA
1,2
1東京女子医科大学
2日本学術会議「脳・神経学研究連絡委員会」
1Tokyo Women's Medical University
2National Committee for Brain Research, Science Council of Japan.
pp.883
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901299
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- Abstract 文献概要
日本学術会議「脳・神経学研究連絡委員会」が主催する脳のシンポジウムは今回で36回を迎えた。本シンポジウムは神経科学の基礎と臨床研究の中から,その年々のトピックスを選んでプログラムが組まれ,その記録は「神経研究の進歩」に残されている。初回から35年を経た今日,その過去の記録をふり返って見ると,脳神経学研究が如何に目覚ましく進歩を遂げたかをつぶさに知ることができる。本誌に残された論文は研究の変遷を伝えており,誠に貴重な記録と言える。
今回のシンポジウムは,2001年3月18,19の両日,九州大学医系キャンパス内のコラボ・ステーションで,九州大学大学院医学研究院脳神経外科福井仁士教授を世話人として開催された。シンポジウムは,1.脳と免疫の相関,2.トリプレットリピートの生物学的意義,3.虚血脳病変の可塑性,4.脳血管内治療における材料工学の四つの主題のもとで開催された。
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