特集 目で見る標準治療—GATE frameによる図解がん薬物療法
Part4 目で見る胃がん薬物療法 in GATE frame
カペシタビン+シスプラチン+トラスツズマブ(XP+HER)療法/フルオロウラシル+シスプラチン+トラスツズマブ(FP+HER)療法—HER2陽性切除不能進行・再発胃がん/食道胃接合部がん(一次化学療法)
金 正興
1
1昭和大学病院薬剤部
pp.362-363
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200447
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試験集団
研究のセッティング
アジア、アメリカ、ヨーロッパの24ヶ国(日本を含む)122施設、オープンラベル国際共同第Ⅲ相試験、RCT
適格基準
18歳以上の化学療法未治療の切除不能進行再発胃がん/食道胃接合部がん、腺がんECOG PS:0〜2、臓器機能が保たれている患者、HER2過剰発現(ICH法3+またはFISH法陽性)が確認されている患者
除外基準
・転移巣に対する化学療法歴がある患者
・脳転移のある患者、活動性の消化管出血がある患者、上部消化管の機能が保たれていない患者、以下の疾患既往がある患者
・うっ血性心不全、LVEF50%未満、貫壁性心筋梗塞、コントロール不能な高血圧、治療が必要な狭心症、心臓弁膜症、不整脈
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