特別企画 はじめてのがん遺伝子パネル検査 特別講義
臨床のためのがん遺伝子パネル検査のABC
角南 久仁子
1
1国立がん研究センター中央病院臨床検査部
pp.230-238
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200405
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A.がん遺伝子パネル検査でわかること—臨床情報としてのパネル検査
Point
・搭載されている遺伝子の「塩基置換・挿入/欠失変異」、「遺伝子増幅・欠失」、「遺伝子融合」などといった遺伝子異常がわかる
・体細胞遺伝子異常と生殖細胞系列遺伝子変異が区別できる遺伝子パネル検査もある
・コンパニオン診断薬とがんゲノムプロファイリングのための遺伝子パネル検査がある
・検出された遺伝子異常に病的意義があるかどうかは基本情報として報告されるが、それ以外の付加情報は遺伝子パネル検査の種類毎に異なる
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