連載 スキルとしての支持療法［4］
「支持療法の最近の知見」篇
加藤 俊介
1
,
河野 勤
2
1順天堂大学大学院医学研究科臨床腫瘍学・順天堂大学医学部腫瘍内科学研究室
2佐々木研究所附属杏雲堂病院腫瘍内科／化学療法部
pp.120-123
発行日 2017年2月15日
Published Date 2017/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200171
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はじめに
化学療法のベネフィットを最大限引き出すため、また、患者のQOLを高めるためにも、支持療法を適切に行なうことは極めて重要である。本稿では、発熱性好中球減少症（febrile neutropenia；FN）、悪心・嘔吐、手足症候群、腫瘍崩壊症候群（tumor lysis syndrome；TLS）のマネージメントを取り上げ、最近の話題に考察を加えて述べてみたい。
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