Feature Topic Over80歳のがん診療
扉
pp.245
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200075
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2025年問題に象徴されるように、日本は世界的に類のない超高齢医療社会に突入している。
日本人の二人に一人ががんで亡くなる、という現状のなかで、平均寿命は女性86.83歳、男性80.50歳(2014年厚労省)となり、がん患者の高齢化とそれに伴う臨床的対応は喫緊の課題といえる。
しかしながら、高齢がん患者の存在が当然となりつつある現状においては、臨床的対応をどこか一般化し、なんとかその場をやり過ごしてしまう現実も生み出しているのではないだろうか。そこで本特集では、わが国における「超高齢者のがん診療」として「80歳」というフレームを設定し、超高齢者がん診療の特性とリアルに迫りたいと思う。
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