連載 ID consult—がん患者の感染症診療[1]【新連載】
—総論的座談会—Long Introduction—がん患者の感染症診療の現状
関谷 紀貴
1,2
,
冲中 敬二
1,3
,
森 信好
1,4
,
倉井 華子
1,5
,
荒岡 秀樹
1,6
,
下井 辰徳
7
,
金政 佑典
8
1JOIS(Japanese Oncological Infection Society)
2がん・感染症センター都立駒込病院臨床検査科(臨床微生物科)
3国立がん研究センター東病院・中央病院総合内科・造血幹細胞移植科
4聖路加国際病院感染症科
5静岡県立静岡がんセンター感染症内科
6虎の門病院臨床感染症科
7国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科
8がん・感染症センター都立駒込病院腫瘍内科
pp.117-133
発行日 2016年2月15日
Published Date 2016/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200053
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腫瘍内科医から「こんな感染症コンサルトでもいいですか」
関谷 これから本誌上ではリレー形式で、「がん患者における感染症診療」の連載企画が始まります。第1回となる今回は導入的な総論として、現在のがん診療における感染症の位置付けとその状況を、がん患者の感染症診療を専門とする感染症内科医と、日頃から感染症内科医と協働されている2名の腫瘍内科医の先生方からお話いただきたいと思います。
それではまず、腫瘍内科医の先生方から感染症コンサルトについてご自身の病院での現状を教えてください。
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