#総合診療
#書評:—《ジェネラリストBOOKS》—総合内科対策本部—これってどうする!?
上田 剛士
1
1洛和会丸太町病院/救急・総合診療科
pp.1048
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204996
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『総合内科対策本部 これってどうする!?』は、総合内科の現場で直面する多岐にわたる難症例や珍相談に対する具体的な対応策を紹介する書籍です。総合内科の魅力や奥深さを余すところなく伝える一冊であり、総合内科医としての臨床能力を高めるのにうってつけの書籍です。
総合内科とは、多様な症状や病態を総合的に診療する専門分野であり、まさに「医療の総合力」が問われる場です。本書では「微熱が続く」「リンパ節が腫れている」「両足がむくむ」「爪が黄色い」といった症例が次々と紹介され、それに対する具体的なアプローチが述べられています。総合内科の診療現場で必要な思考過程を鍛え、ピットフォールを知るにふさわしい症例が厳選されて書かれています。
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