特集 今伝えたいクリニカル・パール—つくり方、使い方、活かし方
【“あの先生”のクリニカル・パールMy Best 3】
❼プロフェッショナリズムとは「目的に対する単純強固な意思、日々の愚直な継続」—福島県立医科大学元学長 故・菊地臣一先生のクリニカル・パール
仲田 和正
1
1西伊豆健育会病院
キーワード:
強固な意思
,
愚直な継続
,
低い水準における満足感の拒否
Keyword:
強固な意思
,
愚直な継続
,
低い水準における満足感の拒否
pp.1026-1029
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204981
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以前『外科手術に上達くなる法—トップナイフたちの鍛錬法』(シービーアール、2009年)という本を上梓しました。外科系のトップナイフの先生方と対談しその方々の哲学や、実際にどのように手術の鍛錬をしてきたかをお聞きし、経験を科学にしたいという思いの企画です。
その際、福島県立医科大学学長(当時)の菊地臣一先生と対談するという、私にとっては願ってもない機会を得ました。その菊地先生のクリニカル・パールが上記の3つであり、深く感動しました。私の娘(ピアニスト)にもこの3つを教えたところ、涙を流していました。
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