連載 アーキテクチャー×マネジメント・5
公立大学法人福島県立医科大学 会津医療センター
小藤 一樹
1
1八戸工業大学感性デザイン学部 感性デザイン学科
pp.316-321
発行日 2015年5月1日
Published Date 2015/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209843
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正月明け間もない1月6日の訪問であった.郡山駅から在来線で会津若松駅へ向かう車窓の風景は,猪苗代湖あたりですっかり雪深いものになり,到着した会津若松駅も雪景色だった.降りしきる雪の中,駅前のバスターミナルから北に向かって15分ほどかけて会津医療センターに到着する(図1).福島県を東西に結ぶ磐越自動車道の会津若松インターチェンジに近く,かつ喜多方と会津若松をつなぐ会津縦貫北道路の湯川南インターチェンジの近くに会津医療センターは位置する(図2).この交通インフラの要所に立地する福島県立医科大学会津医療センターは,会津総合病院と喜多方病院という二つの県立病院を統合して,公立大学法人福島県立医科大学附属病院として2013年5月にオープンしたものである.
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