特集 “消去法”で考え直す「抗菌薬選択」のセオリー—広域に考え、狭域に始める
【抗菌薬選択クイズⅠ】“消去法”で絞り込む抗菌薬選択
❻腸管感染症
中村(内山) ふくみ
1
1東京都立墨東病院 感染症科
キーワード:
大腸型
,
小腸型
,
食中毒
,
渡航者下痢症
Keyword:
大腸型
,
小腸型
,
食中毒
,
渡航者下痢症
pp.799-803
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204359
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腸管感染症に対する抗菌薬は、想定される原因菌と患者背景によって投与するか否かを判断する。本稿では、腸管感染症のなかでも「急性下痢症(発症から14日間以内で、軟便または水様便が普段の排便回数よりも1日3回以上増加している状態)」への対応について考え方を整理する。
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