特集 腸管感染症と食中毒Up to date
腸管感染症・食中毒の基本
西 順一郎
1
1鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科微生物学分野
キーワード:
感染
,
食中毒
,
腸疾患
Keyword:
Foodborne Diseases
,
Infections
,
Intestinal Diseases
pp.820-825
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022299190
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腸管感染症と食中毒の診療では、症状などからの炎症性(大腸型)と非炎症性(小腸型)の区別が重要である。さらにウイルス・細菌・原虫などの病原微生物を推定したうえで、必要に応じて便培養検査などを行う。治療は脱水症に対する補液療法が主体となるが、細菌性腸炎では病原体や重症度に応じて抗菌薬の投与が必要となる。
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