Editorial
“他者に伝える”スキルと秘訣と醍醐味と
坂本 壮
1
,
髙橋 宏端
2
,
鎌田 一宏
3
1総合病院 国保旭中央病院 救急救命科
2順天堂大学医学部総合診療科
3福島県立医科大学会津医療センター 総合内科
pp.1435
発行日 2022年12月15日
Published Date 2022/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204064
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今年10月、帝国劇場ではミュージカル“エリザベート”が開幕した。ミュージカルは多少のアドリブはあるものの、基本的には台詞や歌詞は決まっている。何度観たって大きな変化はない。しかし、“エリザベート”は何度も観てしまう。
2017年、私は髙橋先生・鎌田先生と共通の知人を通じて出会い、意気投合。その後、青木眞先生(p.1414)宅で手作りカレーをいただきながら、「一緒に活動(“三銃士”と命名)すると、面白いのではないか」と青木先生から後押しされ、私たちは動き始めた。この“三銃士”の活動の1つにレクチャーシリーズがある。15分のレクチャーを6〜8名でつないで行うというものだ。他者のレクチャーから得られるものは非常に多い。内容はもちろん、伝え方やスキルなども。そう、今回の特集“レクチャーの達人”になるための珠玉の16のTips(p.1461)が、ここでまとめられた。
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