連載 ドクトル・タカサキの遊々自適なワークライフ 糧になる余暇の使い方教えます:第2回
深雪スキーの醍醐味
高崎 眞弓
1,2
1宮崎大学
2九州保健福祉大学総合医療専門学校
pp.194-195
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101757
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白一色の世界
2月の上旬はスキーを楽しむのに最も適した時期である。1月は寒すぎるし,雪がまだ少ない。2月になると寒さは緩み,雪がたっぷり積もっている。低木は雪に隠れ,白一色の山になる。
これは,筆者が札幌医科大学に勤務していた1977年頃の話である。すでに土曜日は休日であったが,平日と同じように朝8時前に病院へ行く。駐車場で同じ麻酔科の仲間と落ち合い,1台の車に荷物を移して向かうのはスキー場である。札幌から北海道虻田郡ニセコ町の山,ニセコアンヌプリまで片道2時間。10時頃から滑り始め,昼間の営業が終わる午後3時半か4時まで遊んで帰ると,ちょうど自宅の晩飯である。
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