特集 実地医家が楽しく学ぶ 「熱」「炎症」、そして「免疫」—街場の免疫学・炎症学
【Ⅱ章:大きなテーマで切る!】“横断屋”が織りなす思考の横糸—興味深いテーマで理解をつなげる
❶炎症か? 腫瘍か?—病理医からみた「炎症」と「腫瘍」の分水嶺
峰 宗太郎
1
1米国国立研究機関
キーワード:
病理組織診断
,
炎症と腫瘍
,
病理組織診断の限界
,
臨床情報の重要性
Keyword:
病理組織診断
,
炎症と腫瘍
,
病理組織診断の限界
,
臨床情報の重要性
pp.66-71
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203553
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炎症とは? 腫瘍とは?
病理総論的な視点から
炎症と腫瘍は、病理総論的には全く異なるカテゴリーに属する現象です。概念的には“まったく別もの”である、ということです。まずは、それぞれを「病理総論」的な観点から見てみたいと思います。
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