“コミュ力”増強!「医療文書」書きカタログ・16
—相手が“不慣れ”でも大丈夫!—手術入院中の内科管理を一時的に委託する紹介状
天野 雅之
1
1南奈良総合医療センター
pp.1314-1318
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203432
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
今月の文書
診療情報提供書
セッティング:病院→病院への紹介
患者:70歳、男性。血管炎で外来治療中の患者が、頸椎症性脊髄症を発症した。脊椎専門医のいる東部病院への手術入院が必要となった。整形外科医の仲介で内科に、血管炎の一時的管理を依頼することになり、紹介状を作成した。
【登場人物】
桜井:総合診療科1年目専攻医。南部医療センターで研修中。
生駒:総合診療科4年目専攻医。病棟診療チームのリーダー。
飛鳥:桜井の指導医。総合診療専門研修プログラムの責任者。
古津:整形外科医。外勤先の東部病院で手術の助手を務める予定。
名井:東部病院の内科医。古津は部活の先輩。血管炎の治療経験はない。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.