特集 ライフステージでみる女性診療at a glance!—よくあるプロブレムを網羅しピンポイントで答えます。
扉
片岡 仁美
1,2
1岡山大学病院 総合内科・総合診療科
2ダイバーシティ推進センター
pp.278-279
発行日 2021年3月15日
Published Date 2021/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203027
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日本に初めての「女性外来」ができて約20年、まだまだ完全にニーズに応えられているとは言いがたいのが現状です。
「女性」には、女性ならではの生理的・身体的特性があり、発症率が男性より高かったり、臨床的に男性と異なる経過をたどる疾患もあります。
女性の健康に対する、日本の社会的背景の影響も小さくありません。
男女平等やジェンダーの多様性への配慮が社会的に進むなか、「女性診療(性差に配慮した医療)」のさらなる充実が必要です。
でも、「なんとなく苦手」と感じておられる方も多いのではないでしょうか。
そこで本特集では、女性の「ライフステージ」を軸に“よくあるプロブレム”を網羅し、先んじて女性診療の礎を築いてこられたエキスパートの先生方に、Q&A形式でご回答いただきました。
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