特集 見逃しやすい内分泌疾患─このキーワード、この所見で診断する!
扉
片岡 仁美
1,2
,
大塚 文男
2
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 地域医療人材育成講座
2岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 総合内科
pp.1020-1021
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201041
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内分泌疾患患者に出逢うチャンスは少ないかもしれないが、日々の診療を行うなかで、内分泌疾患を診る機会は時にやってきます。そうした背景のなかで、病歴と診察から診断を絞り込み、過不足ない検査を行い、適切に専門医に紹介する、といったプロセスのすべてを、自信を持って行うのは、なかなか容易ではないことでしょう。
内分泌疾患は、臓器別のアプローチのみならず全身を診ること、また、病歴を詳細に聞きとることが重要であり、総合診療医の力量が大いに発揮される分野です。
本特集では、“日常臨床で出会う内分泌疾患をいかに想起し、適切に診断するか”という課題に対し、今日から使えるtipsを散りばめたケース・ディスカッションで、「このキーワード、この所見で診断する!」ことを学べる企画にしました。
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