オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・41
患者は外国人!!
宮城 加奈
1
,
那覇 唯
2
,
新城 治
2
,
佐々木 秀章
3
,
徳田 安春
4
1沖縄赤十字病院
2沖縄赤十字病院内科
3沖縄赤十字病院救急科
4臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
pp.590-594
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202606
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CASE
患者:22歳、女性。
主訴:両下肢脱力・疼痛、血尿、めまい、下痢。
現病歴:韓国の方。12月開催のマラソン大会に招待選手として参加した。
大会当日の天気は晴れ、最高気温は27.1℃。競技中から両下肢に脱力と疼痛を感じたが、4時間程で完走した。その直後から両下腿の疼痛増悪を認めた。同日23時より血尿と水様性下痢が出現し、翌日に友人と空港へ行く途中にめまいと両下腿痛から歩行困難となり、16時頃に当院へ救急搬送された。
既往歴:なし。
内服歴:鎮痛薬(マラソン後の夜)。
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