オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・40
「転んで骨が折れました」…本当にそれだけでいいんですか?
武市 由希子
1
,
酒井 達也
2
,
徳田 安春
3
1沖縄県立八重山病院内科
2沖縄県立八重山病院地域診療科
3臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
pp.490-493
発行日 2020年4月15日
Published Date 2020/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202566
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CASE
患者:81歳、女性。
主訴:右肩痛。
現病歴:来院当日、スーパーマーケットで買い物をし、会計を待っている際にふらつき転倒した。転倒後から右肩痛が出現し、当院救急搬送となった。
既往歴:子宮がん、腺腫様甲状腺腫、高血圧症、脂質異常症、2型糖尿病、白内障術後。
常用薬:イコサペント酸エチル600mg/日、テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩1錠/日、サロベール50mg/日、リナグリプチン5mg/朝、フロセミド30mg/日、シルニジピン10mg/日、ビソプロロールフマル酸塩5mg/日。
生活歴:ADL自立。飲酒・喫煙なし。
アレルギー:食事・薬剤ともになし。
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