連載 見逃さない!予測できる!高齢者のリスクアセスメントと急変対応・2
転んで怪我をしました
岩田 充永
1
1名古屋掖済会病院救命救急センター
pp.74-78
発行日 2009年5月1日
Published Date 2009/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101446
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症例 Aさん(78歳、男性)
「自宅でトイレに行こうとした時に転倒し、その後動けない」という理由で救急外来に搬送されました。「足が痛くて動けない。早く痛みをなんとかしてほしい」と訴えます。救急外来担当医のI先生からは「きっと大腿骨頸部骨折だろう。エックス線検査をして整形外科の医師を呼ばなくちゃな。看護師さん、エックス線検査に同伴してください」と指示を受けました。
課題1 転倒した高齢者のアセスメントで注意するべき点はどのようなものでしょうか?
課題2 高齢者に多い骨折にはどのようなものがありますか?
課題3 転倒した高齢者に重篤な外傷がなく帰宅させる場合の注意点はどのようなものでしょうか?
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