What's your diagnosis?[206]
男のナミダは新鮮
今里 優希
1
,
高岸 勝繁
1
1京都岡本記念病院総合診療科
pp.140-143
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202476
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病歴
患者:66歳、男性
主訴:手足の震え、歩行困難、皮疹
現病歴:来院3週間前から倦怠感、体幹、節々の痛みを自覚。市販の総合感冒薬を内服していた。来院2週間前から両手両足の震えを自覚して受診。採血、そして胸腹部CTが撮影されたが、肺の気腫性変化以外に特記すべき所見を認めず、外来で経過観察とされた。1週間後に、全身に掻痒感を伴う皮疹が出現、さらに震えが増悪し、歩行困難、食事摂取不良となり、再受診した。
既往歴:突発性難聴
内服歴:市販のロキソニン®、ノーシン錠®(アセトアミノフェン300mg+エテンザミド160mg+カフェイン水和物70mg)
生活歴:20本/日×46年間の喫煙者、飲酒はなし
アレルギー歴:なし
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